肥料について

一口に肥料といっても、土壌改良材、有機肥料、液体肥料、化成肥料などいろいろな種類があります。

大まかな肥料の種類と役割を知って、育てたいものに必要な肥料を使いましょう。

まず、大きく以下のように分かれます。

  • 有機質肥料
  • 化学(無機質)肥料

有機質肥料は動植物質資材を原料とした肥料をいい、化学(無機質)肥料は、化学的方法により製造される肥料をいいます。

有機質肥料は、油粕類、魚粕粉末類、骨粉類等の普通肥料に分類されるもの、及び米ぬか、堆肥、おでい肥料等の特殊肥料に分類されるものとがあります。

また、化学肥料は、単肥(チッソ、リン酸、カリのうち一つの成分を含んだ肥料)と複合肥料(チッソ、リン酸、カリのうち2成分以上を含んだ肥料)とに分かれます。
化成肥料とは無機質肥料の中の複合肥料の一つをいいます。

有機肥料は速効性化学肥料と比べて遅めですが、化学肥料でも半年近く効き続ける超緩行性のものもあり、現在はどちらが遅いとか、長く効くという言い方はできなくなっています。

有機肥料の価格は化学肥料に比べてかなり高く、コスト的には不利です。ただ、無農薬も実現して、有機農産物と認定された場合は、何割か高値で取引されます。しかしこれは農家さんの場合。
貸し農園では取引などは考えられません。皆さんのお好きな方を選びましょう。

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